2024 修学旅行 「ハイテク巨大建築・社会見学」編
2024年08月13日
6月に行われた「3年生集団宿泊研修」の特集です。
ハイテク巨大建築及び社会見学に興味・関心がる生徒が中心に行われた、サブ・テーマ「伝える」「職業理解・職業探求」を目的に行われた選択プログラムです。
研修場所は、かつて「武蔵国」と呼ばれた地にそびえる『東京スカイツリー』です。
ご存じの通り、超高層ビルが立ち並ぶ都心部のなかでも、電波が届き、快適な視聴ができるなどを目的とした巨大建築物です。
おひざもとの「北十間川」は江戸時代の運河です。かつては。この川より南が海(干潟)でした。
「押上」という地名は海から砂が運ばれ、小高い丘になっているからです。
デザインは、地上0mが正三角形、320mで円になっています。
スカイツリーを支える岩盤は硬い『砂礫層』です。一般建築物で想定していない大地震や暴風雨を想定してつくられています。その理由は、直径8m・高さ375mのコンクリートの円筒形の心柱になります。
心柱は6基の積層ゴムで支えられ、負荷を低減させています。塔体と心柱が異なる周期で揺れることで、全体の揺れが低減される構造。これを『心柱制振(地震時で最大50%・強風時で最大30%)』というそうです。
また、心柱と塔体がぶつからない様に96基のオイルダンパーが設置されています。
とても勉強になります。
こうしたことを各種ガイドで学びながら、
タワーからの景色を楽しむ生徒たち。
都内景観
旅はつづく